京都サンガ新体制発表

2011年シーズンへ向けて
大木監督、祖母井GMの新体制で
動き始めるにあたって

就任会見での大木監督の
「お客さんが一度見たら、もう一度見たくなるような
ゲームができれば」との言葉に
新監督の言葉ということを差し引いても
期待をしたい言葉でした

J1にいた三年間も
面白くないサッカーをしていたかといえば
その面もあったのは否定できない
チームが勝つことが観客が増える要因ではあるが
全て勝てるチームなんていない
たとえ負けた試合であっても
その中に面白さ、楽しさを見つけて
もう一度来てくれる、リピーターが
ファンになってくれる


それを実現するためにも
是非とも「もう一度見たくなるサッカー」を
西京極で見れるよう
大木監督に最大限の期待を



そしてもう一人、祖母井GM
大木さんも今年のW杯で注目を浴びた人だが
日本におけるGM職でもっとも名の知れた人が
グルノーブルとの提携諸々の関係はあったにしろ
サンガにきてくれたこと自体が驚き


祖母井GMの著書や出演した番組などを
見る機会も多くなったが
「「監督を決める」仕事」では
クラブと監督の方向性の一致の重要性を説いていらっしゃって
その中でオシム氏の走りつなぐサッカーがピッタリ合ったとも


新監督を決める際、色々と憶測も流れたようだが
祖母井GMの理想に大木監督が適任であり
それがサンガの求める形だろうと


大木監督と祖母井GMの共通点
「もう一度見たくなるサッカー」と
「感動してもらえるスタイルのサッカー」


この二人によって方向性が確かになり
来期、その後に続く道になるように
応援できれば・・・

2010年Jリーグ全日程終了

今季のJリーグ日程終了
決まっていたこととはいえ
サンガはJ2降格
3年間続いたJ1の舞台から
もう一度降りることになった


終戦FC東京戦では意地を見せて
勝利で飾ることが出来
関西3クラブがJ1に残ることが出来たのは
良かったんだろう、と


もう一度J1へ
何度目になるか分からないが
今度こそはJ1残留よりも上へ
定着、常勝、タイトルへの道を行くために
クラブ、チーム、選手、サポーターそして
京都サンガに関わる人すべてが「前へ前へ」向かうことが出来るように
強くなろう



新たなGMとして祖母井氏を
秋田さんに代わる監督に大木武氏を
これがどういう作用を起こすのか、まだまだ分からない
残留する選手も来る選手もまだ未定
これからの動向をサポーターとして
どういうビジョンのもとに動いていくか
注目していきたい。

 第30節浦和-京都

残念ながら参戦することは叶わなかったが
テレビ中継で
この試合を見れる機会があったのはよかった


残留の可能性をほんの数パーセント
かぎりなくゼロに近い状況であったなか
信じ続けた人、覚悟を持っていた人、あきらめた人
それぞれいたと思うが
その多くの想いの渦巻く中での
2-0の敗北


最後の意地すら見せれなかったといっていい
入れ替え戦から続くJ1での戦いの経験、記憶とは
なんだったんだろうと


残留争いの中の試合でも
すでに負けるパターンを構築してしまい
それに打ち勝つことも抗うこともできなかった


先取点を取られる
そこを好きにやらせたら駄目という状況で
守りきれない


勝つために攻める
決定機をを作りきれない
決定機を生かしきれない
外し続けるチャンス


この繰り返し


なんとか抗ってほしかった
結果だけがすべての状況で
過程はよかった部分もある
そこまで含めて否定する気なんかさらさら無い
でも点だけ
それをつなぐ線が無かった

 第27節京都-G大阪

更新頻度ひどいな


今日は天気にも恵まれず曇り時々雨の中での試合


結果は1-2で敗北
結果だけ見ると惜敗に見えるけど
やはりこの時期の負け方にあまり意味なんてないなぁ、と


スタメンは前節と変わらず
引き分けとはいえ、いい形を残せたフォメで


郭ベンチは少し予想外
あくまでも前節は大事をとったと思っていただけに
流れを大切にしたんだろうか


前半はプレスの効きもよく、カットから攻撃への流れも
得点を期待されるものだった
とくにセカンドボール奪取はここ数試合でも多かったと
それだけ攻撃への意識、形が出来ているものだと


サイドチェンジ、ロングフィードを使うのも○

それでも決定機で決めきれない
ここ一番での精度を欠き、流れを保てない


この試合だけではないが
毎試合先制されている以上、先にこちらがものにする
これが現状での至上命題になっている
残留への一歩にも関わらず
決めれない


後半に入って、さすがガンバという対応
リーグ上位に入る実力のままに流れを持っていく
サンガ側のミスも増えてきたのもあいまって
前がかりになっていたところを
パスミスからの失点


前節の失点シーンを思い出させるような局面もあった
そこでプレスにいかないと失点する
そこでパスミスをしてはいけないところでのミス


絶対ミスをしない選手なんていないが
ミスしてはいけない場面でミスをしない
それをしがたい現状の苦しさ


そしてミスをしてからの切り替え
それもままならないまま追加点


安藤が詰めて一点こそ返したが
それが意味のある得点にするためにも
なんとしても取り返す試合展開が見たかった



ここまできているのだから
もう技術論とか戦術論とかそれ以上に
絶対に勝つという意思、残留するための行動
ただそれだけが欲しい



書きたいことだけ書いた乱文になるぐらい
冷静ではない感じだが
そんな感情になってしまうような試合でした。

 第24節京都-磐田

ブログ初めて初のサンガネタ

結果は0-1で敗北
決勝点は前半開始早々の磐田・前田のゴール


神戸戦の勝利から徐々に改善されているのかと
思っていた矢先のこの試合


やはり郭、森下の2枚抜けたDFライン
ここがウィークポイントになってしまった、と

今回の4バックは
現状考えうる中ではベターな選択だったと
それでもスタメン落ちしていたDFと
試合どころかベンチ入りもなかったサイドバックでは
かなり難しいところではなかったのでは


ドゥトラ、ディエゴの2トップも
相手センターバックに競らせる形をとりにくい
トップが中へ中へ動いてしまうタイプの選手2人だと

そのまま西野、ディエゴで西野に競ってもらうという形のままでも
良かったかな、と思う

まぁ、ドゥトラハーフでの守備を考慮した形にしたようだが
そのままスーパーサブ起用でも・・・


攻撃の形としてはオーソドックス
奪取からのサイド展開→クロス
うまく機能している面もあったと思う
中に入っている人数も悪くないと思うけど
如何せんクロスの精度の悪さ
磐田Gk川口も「遠いサイドへのクロスが多く
ビデオの印象どおり守りやすかった」
相手に守りやすいとまで言われる攻撃をしていてはいけない


クロスだけでなくプレースピードの遅さも顕著
個人だけでなく周りの動きがプレーを遅らせている印象
相手ディフェンスほぼが揃った状態で崩さないといけないから
高さ・強さで圧倒できる選手が居ない以上得点も期待できない


相手のプレスもしっかりしていたので
プレーを迷っているうちにボールを失う
しかも低い位置でまわす(ボールを下げる)回数も多く
そこからのカウンターをまともに受けることに



あとは各所で批評されている采配

正直否定意見しか持てなかった
最大3つ使えるカードを2つ残す
監督が言うには「流れが悪くなかった」「流れを変えたくなかった」

素人目に見ても流れが悪いようにしか
ある程度パターンにはまった試合展開は
後半、ビハインドを打開できるとは贔屓目に見てもなかった

中谷→充孝はより攻撃的にとのメッセージに感じたが
トップに入ってもそこで活かす展開にもっていけない以上
手をうつべきだった、と


代えたかった選手は居るが代えれる選手が居なかったと思う
守備要因に怪我明けなど
即効性のある、流れを変えうるタイプの選手が
居なかったのも原因だろう、と
その中で攻撃を活性化する充孝のみの交代


柳沢も流れを引き寄せるには充分すぎる選手だが
やはり怪我明けとの情報もあり回避したのかな
それでもベンチに居た以上はサポーターは期待するし
出てこなかったらガッカリ、ビハインド・負け試合では
怒号にも変わる結果

たとえ柳沢でも出場を回避しないといけないのならば
この残留争い、降格の瀬戸際では別の選手をいれてほしかった
代わりになる選手はいないのだが



今回は0-1という結果だったが
それ以上の敗北感
お互いの動きも少ない試合にガッカリ



攻めてほしかった
負けである以上0-1でも0-5でも同じこと
次節に、最終節まで繋がる試合をしてほしかった

 ファール論

NHKのトップランナーを見ながら

今回は審判の西村雄一さんが出ていたので
サッカーを見ていての個人的考えをば


Jの試合を見に行くとよく聞かれるのが
「今日の主審○○だって」「えぇ〜」とか
ある程度眼が肥えた人なんかは主審の名前を聞くだけで
嫌な感情を表すことがある


ワタシもこれはないだろうというジャッジで
泣きそうになった覚えもある


でも年を重ねるごとに試合を重ねるごとに
その考えも多少は広がりを見せてきた


22人が入り混じる中、たった4人
しかもその中で主として動く
その為の絶対的な自信を持って
やらなければならない、やっている人たちだろう

よくファールをとる、笛を吹く
そんな審判が居るというのをよく聞く
個人名は出さないが確かにいるというのはなんとなく分かる


試合を進めていく上で笛を吹く→試合を止める
ということは一切の流れを止めてしまう行為


スポーツの中でも止め処なく流れのあるサッカーでは
笛を吹くことが疎ましく思える観客もいる
(あくまでも自身のサポーターチームに不利になる笛、ないしはサッカーを楽しんでいる人だろうが)



それでもルールにのっとりジャッジングしている
ルールにのっとり、「この場で止めるなければならない」と



あるヒトが言った言葉だが
「海外のサッカーでは当たり負けない」
確かにそう思った
W杯を観ていても
フォワードは競り負けない、一対一でも倒れない
華麗なパス回しや素晴らしいゴールシーンが
クローズアップされがちだが
個人的には体がぶつかり合う、フルコンタクトな一対一
そんな場面を見るたびに
「強い、ここで競り負けないのは凄い」と感嘆


だが国内、Jのサッカーを観るたびに
「ここで競り負けるか?」と
一概にはそうではないのだろうが
多くの場面でそれを見るたびに比較してしまう


ジャジングが世界共通に近づいているのなら
世界では取らないファールを日本では取る
チャージ、チェイス、削って(削ること自体が既にファールだが)
倒れた、その結果ルールに則ってファールになる
流れが止まる


ルールには選手のバランスもフィジカルも考慮しない
その場面、そのシチュエーションに対し
審判が判断をする
すべての選手、チームに対して絶対的に公平公正だと



止めるのは審判だが止めたのは選手だと



当たられても、削られても止まらない
当たり負けないフィジカル、バランス
前を向く、ゴールを目指すという精神


トップ選手、世界を沸かせる選手にはそれがある



ファールを貰うのも戦術だろうし
そこから得るチャンスもあるだろう


でも当たり負けない
その強さをピッチで見せてくれる選手がいれば!


海外のサッカーが全てにおいて至上
とは決して言わない
だが技術、戦術だけでなく
試合の流れも学んで欲しい、と